スタッフの声


会社の応援で“知識と資格”を得て
お客様との信頼感を築き
仕事の幅が広がる面白さを実感。

鈴木豪さん警備 施設管理 課長

鈴木豪さん 警備 施設管理 課長

現在、関越サービスで警備部門をとまとめている鈴木豪さん。ダクト空調設備保守管理業務を担うグループ会社のアクスに勤務していた頃から、リーダーとしてよくスタッフに声をかけ、難しい現場をまとめてきた。同時に、仕事の幅を広げるため、様々な資格を取得しているという。確かな実績と豊富な専門知識を有する鈴木さんに、いまの仕事の面白さをうかがった。

(取材日:2016年10月)


———鈴木さんは、1995年に関越グループのひとつである、アクスに入社したのち、2013年に関越サービスに異動されたとのこと。いまは主に警備部門をご担当されているのですか?
鈴木はい。弊社では、新潟市南区役所や岩室リハビリテーション病院、県立吉田病院のほか、文化施設など約10箇所の警備を請け負っています。私はその警備の現場を巡回しながら、何か不具合がないか、きちんと業務ができているかなど、弊社の警備スタッフと日々コミュニケーションをとりながら、何か問題があった際にはお客様にそれを伝える。またその逆で、お客様のほうから何かご要望があればそれを現場に伝えるといった、両者の中間役を担っています。
———お客様と現場の橋渡しですね。
鈴木そうですね。ただ、警備業というのは一般のサービス業とは違いまして、実施するにあたっては、法的なことを含めて独特なものがあります。そうした知識がないままでお客様と接しても通用しないことも多いので、実はここに異動となってから警備業の勉強を始め、2016年9月に施設警備2級の資格を取得しました。お客様に対しても警備スタッフに対しても、資格をもっている者がいて、きちんとした体制で管理していますと胸を張ってアピールしたいと考えてのことです。
———それはすごい!
国家資格を働きながら取るのは並大抵のことではないですよ。勉強時間はとれましたか?どんなところでしていたのですか?
鈴木業務が終わってから、主に自宅で教本を読んだりしていました。実技試験もありましたので、マニュアル用の教材を風呂に持ち込んで声を発したり(笑)それでも1日、1〜2時間ぐらいが限度でした。
実は1回目は不合格。かなり落ち込んでいたら、社長から「諦めずに頑張れ!」と声をかけてもらえ、それが大きな励みになりました。その期待に応えたいと思い、再挑戦することができました。非常にありがたかったですね。社長からの後押しがなかったら、諦めていたかもしれません。それぐらい難しい試験でしたから。
———資格取得をバックアップしてくれる会社なんですね!!
鈴木はい。この資格を取れたことは、会社へのひとつの貢献になったかなと思っています。そうですね。資格取得に関しては、常に応援してくれる会社です。意欲のあるスタッフには、講習会や研修があれば、率先して勧めてくれます。私もこれまでに、ビルメンテナンス業に関わるいろいろな研修に参加してきました。鈴木豪さん 警備 施設管理 課長
———では、警備業以外にも資格をお持ちなんですね。
鈴木はい。国家資格では建設物環境衛生管理技術者の資格も以前にとりました。これも難しかったですね。約3週間も東京に行って、ホテルに缶詰めになって受験したんです。
———え、東京で3週間、ホテル缶詰で!
鈴木社長から「行ってこい」の一言をいただいて(笑)。一社員が東京で3週間も時間をかけて資格を取らせてもらえると考えたら、私も必死で取り組みました。東京にいるという浮かれ気分なんか、まったくなかったですね(笑)。民間の協会認定の資格では、空調ダクト清掃監督者、空調システム診断士もあります。他にも、ビルメンテナンスには関係がないところで、建設業の関わるガス溶接の資格も。私はこの会社に入る前は、技術系の仕事に携わっていたので、フォークリフトの運転免許も持っています。
———それはすごいですね。どれもいまの仕事に役立ちそうな気がしますが、資格をたくさん取得されている理由は?
鈴木知識を得て、資格を得られれば、そこに特化した仕事ができる。要は仕事を得るためのひとつの手段かなと思っています。
先ほどもお話しましたが、現場を回るときにも、技術的な知識や資格を持った上でお客様やスタッフと接するほうが、建設的な話ができますから。
———よりいい改善策や修繕策も提案できて、信頼感も得られるということですね。
鈴木そうです。自分が勉強して知識をしっかり身につけて資格を取る。それが自分のためにも会社のためにもなる。そういったことをずっと考えながらやってきました。会社が前向きに応援してくれるからできることだと感謝しています。
———会社とともに成長できるって、本当にうらやましい環境ですね。ところで、警備の現場では、どんな方が働いているのですか?
鈴木第一線を退いた方がいる現場が多いので、経験でいえば、管理業をしていた方は施設警備にはもってこいの人材です。そういう方が現場でバリバリ頑張っています。
———差し支えない範囲で、具体的な業務内容を教えてください。
鈴木基本は警備ですが、請け負っているお客様の職種によって、様々な業務があります。
たとえば、役所でいいますと、市のサービスは「24時間365日対応」となっていますから、職員が帰ったあとの窓口業務を我々が担うことになります。夜間にいらっしゃる市民の方からの書類の受け渡しもそうですし、電話もうまく応対できないといけない。つまりは“役所の職員”としての立場で仕事をする必要があります。代務ですね。
警備業というのは、そうしたサービスを含んだ業務になっています。病院も文化会館などもそれぞれ独自の形態をもっていますから、たとえば役所の警備をしていた者に、突然病院に行ってもらってもすぐにはできないんです。そういう意味で、警備業務というのは、決まった現場に入ったら、長年そこを務めることになります。
———警備というと、夜中に懐中電灯を持って各部屋を見てまわるといった夜警のイメージしかなかったです。
鈴木もちろん、それが基本の業務ですが、お客様のご要望によって、業務形態が様々に変わってくる仕事です。難しい部分もありますが、そこが面白い。いろいろな顔を持っているんです。
———営業職としての鈴木さんご自身は、どんな働き方が理想ですか?
鈴木いまは、警備の勉強がメインですが、私が会社にもっと貢献できることとして、給水設備に関する専門知識も必要だと思っています。
というのは、弊社では貯水槽の清掃管理も行っていまして、それに付随する設備のひとつに加圧給水ポンプというのがあります。そこが劣化や老朽化により不具合が生じると、もちろんきちんとした対応はしていますが、もっと専門的なことを学んで、より的確な対応ができるようになりたいと考えています。
もうひとつは、お客様に対して、押し付けがましい営業ではなくて、説得力のある提案ができるようなチカラをつけたいとも。
———それには、やっぱり“知識と資格!”ですね。ということは、さらに目指している資格がありそうですね。
鈴木はいそうです(笑)。そして経験も。実は社長が持っている、教育指導責任者の資格もゆくゆくは目指したいと考えています。
それから、技術的な面からは電気工事の資格など。知識が広がれば、仕事はどんどん面白くなります。
———関越サービスは、それができる会社ですね。
鈴木本当にそうです。私自身、お客様から「鈴木さんいますか」と指名されるようになりたいと思っています。困ったことがあったら、「関越の鈴木に相談すればいいよ」って言われるぐらいに。
以前、実際に別の場所に異動されたお客様から、あらためてご連絡をいただいた経験もあり、とてもうれしかった(笑)。
弊社は幅広い業種を持っていますから、私もどんなところでも通用する人材になれるよう、まだまだ勉強中です。そういう意味では、私の知らない知識や技術をもった方と一緒に働きたいですね。
関越サービスは社員同士、意識を高め合うことができる、いい職場だと、あらためて実感しています。
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