スタッフの声


地元で働きたいと転職!
イベント企画にも活かせるよう
「花の湯館」で接客業を勉強中です

原雄太さん営業企画 「花の湯館」スタッフ

原雄太さん 営業企画 「花の湯館」スタッフ

2016年8月に関越サービスの総合企画職として入社した原雄太さんは、2カ月過ぎたいま現在、研修の真っ只中。上司曰く、採用の決め手となったのは、面接時に「素直で勉強好き」な印象と“プラスの発想力”を感じたからだとか。
前職ではケーブルテレビで番組制作やイベント企画に携わっていたという経験をいかに活かすか。慌ただしくも毎日が新鮮で楽しいと語る原さんに日々の様子をうかがった。

(取材日:2016年10月)


———原さんは、2016年8月に関越サービスに入社したばかりだそうですね。前職はどんな仕事に携わっていたのでしょうか。
はい。関越サービスに入社したばかりなんです。私は大学卒業後、7年間ケーブルテレビで働いていました。そこで自主制作番組の制作や番組編成、自社イベントの企画などを行っていました。
———そうなんですか!
転職のきっかけはどんなことだったのですか?
きっかけは、ふたつあります。ひとつ目は、前職で公共施設のイベントを取材したときに、生き生きと頑張っているスタッフを見て、私もこういう風に働きたいと考えたことです。もうひとつは、自分の生まれ育った新潟市で働きたいと思ったこと。
———取材するほうではなく、される側になりたいと?
そうですね、結婚して子どもが生まれたこともあって、地元に帰って働ける職場を探していました。
関越サービスに採用されて、まだ2ヶ月あまりなんです。本社にしばらく通ったあと、いまは現場経験として、弊社が指定管理者として運営している「花の湯館」で研修を受けているところです。
———では、フロント業務もされているのですか?
はい。朝の8時に出勤して、まずは温泉の開館準備をします。10時のオープン後は、フロントスタッフとして働きながら、来館されるお客様の層や傾向を日々勉強しています。
その後は、同じく弊社が指定管理者として運営している「里山ビジターセンター」に出向き、広報担当者とイベントの企画や準備、あるいは情報共有をするなど、運営補助にも関わっています。原雄太さん 営業企画 「花の湯館」スタッフ
———イベント企画などは、前職の経験が役立ちそうな仕事ですね。
加えて「花の湯館」で実際にお客様と接することができる。現場を知ることは大事ですね。
はい、そうですね。お客様と直接言葉を交わせるという経験は、前職ではなかった楽しみです。ダイレクトなやりとりは、新鮮で接客業の面白さも感じています。
それぞれの施設では、月1回イベント会議が行われていますので、そこで学ぶことも多く、イベントが決まれば、集客用のチラシを制作するなどもしています。まだまだ覚えることが非常に多く慌ただしい毎日です(笑)。
とにかく、研修期間真っ只中ですから、まずはスタッフとの信頼関係を築きながら、分からないことは一つずつ確認しながら業務に励んでいます。もちろん、お客様に気持ち良く温泉に入っていただけるように、日々の清掃や接客にも気を使っています。
———お客様はご近所の年配の方が多いとうかがっていますが?
はい。平日は常連さんが多く来館されますので、まずはそうした方々に、顔を覚えてもらっているところです。その逆で、私もよくいらっしゃるお客様の顔を早く覚えられるようにと思っています。土日は、小さいお子さんがいらっしゃる若いご家族連れが多くなります。どこかに遊びに行った帰りに寄っていかれるようなので、ゆっくり入ってもらえるよう心がけています。
———「花の湯館」のアヒル風呂は、子どもたちに大人気だそうで、最近では地元の雑誌にも紹介されていますね。
日曜限定のサービスとして、女湯500匹と男湯500匹、合わせて1000匹の黄色いアヒルのオモチャを湯船に浮かべています。お客様も増えてきて、毎週とても好評です。
———1000匹も!
それはアヒルのお手入れ、たいへんそうですね(笑)。
アヒルの中にお湯が入ってしまうので、月曜日に1つ1つ水抜き作業をしているんですよ(笑)。カビないようにね。アヒル
———原さん自身、プライベートな時間に「湯の花館」のような温浴施設へ行くことはあるのですか?
はい。実はもともとお風呂が好きで、以前からよく日帰り温泉に通っていたんです。
———そうなんですか!
ではいい職場に巡りあえたわけですね。
いまは情報収集も兼ねて、近隣の温浴施設に行って少しでも参考にできるところがないかを探しています(笑)。フロントの様子から、提供しているサービス、そしてどんなお客様が来ているのかなど。もちろん、普通に温泉に入りに来たお客としてそこの温泉を楽しんでいますが(笑)。
最近では、近くの施設でランチの料金が変わったことを知り、早速その情報を持ち帰りスタッフに報告しました(笑)。
前職がメディア関係でしたので、やはり情報収集は大事だと考えています。もちろん、それだけがすべてではありませんが、できるだけの情報を仕入れるように心がけています。それがイベント企画を考える際に、活かせるのではないかとも思っています。
———引き出しは多いほうがいいですからね。原さんにとっての最初のイベントはどんなことをされたのですか?
9月に「里山ビジターセンター」で実施した苔玉のコンテストです。一般の方からの作品を募集して、コンテスト期間中ビジターセンターに展示しました。審査員は専門の方にお願いするのではなく、来館された方々にその都度投票していただくという方法をとりました。
おかげさまで、皆様からは「面白い企画ですね」と喜んでもらえました。大賞者には「花の湯館」の入浴券をプレゼント(笑)。こうしたイベントをどんどんやって、両施設でお客様との繋がりがもっと増えたらうれしいなぁと思っています。
———就職したばかりの原さんですが、自身のことも含めてこの仕事には、どんな資質が必要だと感じられましたか?
私の場合は、学生の頃から何かをつくるのが好きだったので、印刷物や映像作品などに関わることをしてきました。そういう意味では、イベントを行う際には、チラシや企画書などをつくる力があると、こうした仕事に活かせるのではと思います。
私が資格をほとんど持っていないため、詳しくは分かりませんが、自分の考えた企画でお客様を喜ばせたいと考えている人、目標の達成にむけて粘り強くチャレンジすることができる人、分からないことを分からないままにせず素直に周りに相談できる人、コミュニケーションを円滑に行うことができる、またはそうなりたいと考えている人と一緒に働きたいと思います。
目標は、「花の湯館」と「里山ビジターセンター」をより多くの方に利用していただけるようにすること。
そして、私自身、家庭を持つ身ですので、仕事と私生活のバランスを取って長く働き続けたいと考えています。
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