スタッフの声


長く続けられるワケは
女性にも働きやすい環境だから。
産休制度を利用して復職しました!

古澤美奈子さん日常清掃

古澤美奈子さん 日常清掃

日常清掃に携わる古澤美奈子さんは、18年目のベテラン社員。関越サービスでは、ビル管理定期班の業務経験もあり、その頃から丁寧な作業に定評がある。
現在、10名いる日常清掃の社員はすべて女性で、200名ほどいるパートさんたちを、それぞれの現場で取りまとめる役も担っているという。
一箇所で長期で関わる清掃現場の様子や楽しみ方などを古澤さんにうかがった。

(取材日:2016年10月)


———古澤さんは、勤続18年のベテラン社員とうかがっていますが、ずっといまの日常清掃業務に就いているのですか?
古澤仕事を探していたときに、タイミングよく関越サービスの清掃の募集を見たのが入社したきっかけです。清掃だったらできるかなと思いまして(笑)。
最初の5年ほどは役所や小学校、民間の会社などのビル管理定期班で、機材を使いながらの清掃作業に携わっていました。
結婚を機に、そこからいまの日常清掃の方に変わりました。
———では両方をご経験しているのですね。同じ清掃作業ですが、違いはどんなところですか?
古澤ビル管理の定期班は、契約件数が約200ありますので、毎日違った現場に2〜3人のチームで出向きますが、日常清掃は自分が入る現場が決まると、毎日そこに出向き、決まった時間に決まった作業を繰り返して行うことになります。
また、日常清掃では、定期班が使用する大きな機械は使わずに、ゴミを取ったり床や手すり、ドアなどを拭くといった、いわゆる一般家庭でやっている掃除の延長と同じような作業です。
弊社では現在、岩室温泉ゆもとや様、ホテル大橋様、ホテル富士屋様をはじめ、新潟市内の施設や大学など約130件でご契約いただいています。
———現場業務は女性が多いのですか?
古澤そうですね。ホテルの日常清掃には男性も何人かいますが、施設はほぼ女性です。
———古澤さんは、どちらに出向いているのですか?
古澤5階建ての高齢者施設です。もう10年ぐらいになります。その前はリハビリセンターでした。
そこが最初の日常清掃で入ったところですが、2箇所とも同じような作業内容で、基本は床や居室、お風呂場の清掃やそして洗濯などです。
———高齢者施設での日々の様子を教えてください。
古澤朝は8時に施設に入って、4階から清掃しながら下の階へ降ります。午前中は、食堂とトイレ、それに居室です。
昼休みを挟んで、午後からまた4階からトイレと食堂の清掃です。トイレと食堂は1日2回同じ作業をします。入居者も多く、食堂の床は朝・昼・晩の食事ごとに汚れますからね。清掃にあたるのは、私を含めて午前中が3名、午後が2名。午前中の3名のうち、1人は洗濯を専門にやっています。私以外の者は皆さん女性パートになります。
———勤務形態としては、自宅から直接現場に行くとうかがっていますが、そうすると、社員の古澤さんはここで働いているパートさんたちのまとめ役でもあるのですね。
古澤そうですね。自宅から毎日車で通っています。まとめ役といっても、通常は、休憩時間にその日必要な事柄を伝達するぐらいですが、施設側から清掃作業について指摘されることもありますので、その際は、必ず全員の前で話をするようにしています。
とにかく、皆さん、私よりも年齢が上の方々でとてもパワフル(笑)です。
———家庭の掃除の延長とはいえ、5階建ての施設を清掃していくのは、時間配分にも気を使いそうですね。
長く勤めていると入居者の方や職員さんとも顔馴染みになれて楽しいのでは?
古澤はい、毎日のことですから。時に声をかけられて挨拶がてら、ちょっと立ち話することもあって、和気藹々と仕事をさせていただいています。
私たちは名札をつけていますから、名前も覚えてもらえるのもうれしい(笑)。入居者様のお名前はわからないのですが、ニコニコと声をかけてくださる方もいて、そんなときには一寸ですが楽しくお話をさせていただいています。「きれいにしてもらってありがとう」言われると、それが励みになったりします。
———高齢者施設ということで、特に気をつけていることなどありますか?
古澤床は水拭きなので、とにかく滑らないようにということです。入居者の方々はもちろんですが、介護士さんの履物が意外と滑るようなので、気をつけています。
それから、汚れるのは居室よりも食堂のほう。毎食の食べこぼしなどもあって、踏まれてカピカピになっていたり(笑)。入居者の皆さんがいつも気持ち良く食事ができるよう、頑張ってきれいに掃除をしています。
共同のお風呂場は、普段は脱衣所や洗い場がメインですが、お湯を抜いて浴槽内の清掃をする日もあります。古澤美奈子さん 日常清掃
———家族がたくさんいる広い家を掃除しているという感じですね。長く続けられているワケは?
古澤とにかく居心地がいいんです。入居者の方々や介護士さんとの休憩中のちょっとしたコミュニケーションも、気分転換になっています。
また時にはその日の細かい清掃について、介護士さんのほうから状況を教えていただけるので、私たちも効率的に作業ができています。
———終了時間は社員さんとパートさんでは違うのですか?
古澤私は17時までです。パートさんは、基本は午前と午後に分かれていますが、作業や人員の都合で1日いてもらう場合もあります。
———ということは、古澤さんは弁当持参!
古澤はい。お弁当持参です。施設内にある洗濯場を私たちの休憩場所として使わせていただいています。
昼休み以外にも、10時と15時に30分間の休憩があります。
———そういうときに、何をしているのですか?
古澤趣味の折り紙やくす玉をつくっています(笑)。折り紙は立体折り紙なんですけど。季節ごとにいろいろと楽しんでいます。いまなら、ブドウやリンゴ、柿などをね(笑)。
———立体折り紙ですか!それは手が込んでいますね。最近の力作は?
古澤柿がけっこうリアルにつくれました(笑)。平面より立体の方がかわいいんですよ。実は、出来上がったものを、施設内にちょっと飾らせてもらっているんです。
———それはうれしいですね!入居者の皆さんも喜んでいらっしゃるでしょうね。
古澤はい!
ありがたいです。くす玉は吊さないといけないので、これは持ち帰っていますが(笑)。
———ところで、古澤さんはお子さんがいらっしゃって、関越サービスの産休制度を利用して職場復帰されたそうですね。
古澤いま8歳と3歳の子どもが2人います。
関越サービスは、産前6週、産後8週からの休み、そして育休は1歳になる前日までとれますので、私もそれぞれにお休みをいただき、無事に職場復帰できました。女性にはとても働きやすい環境が整っていると思います。特にこの日常清掃は、同じような状況で動いている方が多いので、困ったときにはお互いに協力し合えるというのも、この仕事を長く続けられる要因のひとつかもしれません。
私も子どもの急な発熱があったときに、助けてもらえてありがたかったです。
———それでは最後に、会社は求人を出した際には、どんな人に来てもらえたらうれしいですか?
古澤どなたでも大歓迎ですが、若い人にも興味をもって入ってきてもらえたら、すごくうれしいですね。長く続けたほうが楽しいですし、実際に、結婚しても子どもが生まれても長く続けられる仕事ですから。やる気さえあればどなたでも大丈夫!元気な人と一緒に働きたいです。
チームで動くということはありませんから、10日ほど現場で研修を受けたあとは、普通の一般家庭と同じような感じで、あとは1人でどんどんできる作業です。
私自身のことで言えば、お客様との契約内の範囲で、改善できることなどあれば、もっと積極的に動けるようにしていきたいと思っています。
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